温水洗浄便座からの水漏れ対策

■　温水洗浄便座からの水漏れ対策

温水洗浄便座から水漏れするとすれば、ロータンクから漏れている可能性が一番高い。ロータンクとは便を流す水を貯めて置くタンクのこと。そんなに壊れるモノではないが、何かの衝撃や老朽化で、皹がはいるケースがある。

ロータンク以外からも、水が漏れるケースがある。それが、温水タンクからの水漏れだ。


ここで改めて確認するが、温水洗浄便座の「温水」には、２つのタイプがある。

引き込んだ水を直接温めて噴射する「瞬間式」と、予めお湯をためておく「貯湯式」だ。「貯湯式」は小さいタンクに水（お湯）を貯めるので、ここに劣化や皹が入ると、水が漏れるということになる。ＴＯＴＯなどに依頼をすれば、１万円ほどかかるのだが、この水漏れは個人で直せるのだろうか？

それを考える前に、さしあたって、バケツを置いて対応しておこう。



結論から言えば、直せる場合と直せない場合がある。水漏れの原因がタンク本体でなければ、直せる可能性は高い。基本的に水漏れは外側からは直せないので、一度内部を確認してからのことになる。

１．給水をいったん止める
２．タンク、分岐管から水を抜く
３．連結部分をテーピングする
４．再度締めなおす

機種によっては、パッキンを使って締め上げてるのもある。とにかく見てみないことには分らない。ここは試してみるしかないだろう。給水を止めるには、タンク横の給水管を閉める。マイナスドライバーがあれば止められるので、予め用意しておきたい。

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