便座を交換するときの料金って

■　便座を交換するときの料金って？


便座を新しく取り付けたい。
壊れたり古くなった便座を交換したい。

このブログを訪れる人のほとんどは、そうした目的があるかと思われる。

主に、温水洗浄便座の本体を紹介しているブログなので、他の費用は気にしていなかった。

便座本体の接続部分は、各社共通だし、取り付けそのものも、カンタンになっている。サイトの別ページでも取り付け方を紹介している。購入した方が、自分で据え付けるものだと考えている。

しかし、取り付けを業者に依頼するなら、取り付け料が、別途発生する。
その手数料は、いくらになるのだろうか？

いくつかの事例から、料金をまとめてみたので、参考にしてほしい。


業者Ａ

　新規取り付け
　　7,800～
　交換作業（既存品処分代含む）
　　￥10,800～
（同じ業者から便座を購入すると、工事費がこれより少し安くなる）


業者Ｂ

　取り付け基本料金6,300円

　その他料金
　　温水便座取外し
　　　　3,150円～
　　処分代
　　　　3,150円～
　　コンセント延長
　　　　1,575円～
　　専用回路（露出配線10mまで）
　　　　10,500円～
　　フレキホース
　　　　2,100円～
　　リモコンプレートの設置
　　　　　525円～
　（便座は、業者からの購入が前提）

業者Ｃ

　トイレ交換工事費（廃棄処分、諸経費、保証込み）
　　一式価格　29,800円
　（便座は、業者からの購入が前提）



上記は、普通の洋式トイレを洗浄便座に取り替える料金だ。ざっと言えば、工事費だけで6,500～10,000円程度になる。問題なく取り付けばこれで済む。しかし、コンセントが遠くて延長が必要だったり、タンク位置が高くてフレキホースの取り付けが難しかったりすると、オプションの料金が発生してしまう。

外した便座の処理にも、お金がかかるので、頭に入れておいたほうがいいだろう。

なお、一番安い工事費というのは、洗浄便座から新しい洗浄便座に変える工事を言っている。その程度なら、自分でやってしまえば、無料だ。古い便座の処分という問題は残るが・・・。

ちなみに、和式トイレを、洋式に変えるときの工事費は 最低でも１０万円近くになる。


■　便座の価格と耐久


こういうブログをやっている以上、できれば、このサイトから購入してもらいたいのが、ホンネだが・・・・と前置きして。


交換料金の話をしてきたが、それよりも、本質的なことを話したい。
それは、本体の購入についてだ。

一般的に、施工販売業者のものと較べると、市販の便座は、耐久性が低いと考えて良い。量販店向けの製品は、価格を抑えないと売れないために、基本材料などの品質が低いのだ。

施工販売業者や住宅設備の会社は、売り先が新築の住宅やマンション・アパート建築業者と言う場合が多い。プロがプロに売るので、情報が筒抜け。あまり変なモノは売りつけられないし売れない。また、最終的な買い手は建て主。売り手としては、その後の保障の問題もあるので、耐久性の高いモノが並んだカタログから選ぶようにススメることになる。

また、メーカーによっても、製品に差があって、やはりトップメーカーのＴＯＴＯが、一番長持ちするといわれる。ほかのメーカーは、ＴＯＴＯに価格で張り合おうとするため、どうしても素材価格を抑えざるを得ない。どことは言えないが、壊れやすくなるのは必然といえる。


賢く購入するなら、価格の比較して、より安い店で買うことに尽きるだろう。元々が安価な製品に飛び付くのではなく、高くてよい製品を見つけて、その価格を比較するわけだ。当たり前だが、それに勝る買い方はないと思う。

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