庶民のトイレTOSHIBA（東芝）SCS-T91

■　庶民のトイレTOSHIBA（東芝）SCS-T91


前回まで、INAX の高級トイレの話が続いた。名前は「サティス」と「レジオ」で、裕福な家庭か、トップ企業の重役フロアにしか取り付けないであろうトイレだ。トイレのくせに、目の保養になるという、トップならでわの美しさを纏っている。

保養が済んだところで、デフレ国らしい、格安の温水洗浄便座に戻ることにする。


実用的で安いのが一番↓

TOSHIBA（東芝） 温水洗浄便座　SCS-T91


安い温水洗浄便座が出回るのは、タイミングがある。
マンションなどを当て込んで、大量に作った業務用便座が、だぶついたときや、新しい便座が登場して、モデルチェンジが行われたときなどだ。

もちろん、それ以外で安く販売されることはあるが、たいていは、発売時間が経って、価格が下がってからということが多い。一般の家電と似たような傾向があると思えばよい。

この、東芝の温水洗浄便座　SCS-T91 も同様のケース。東芝のホームページの生産終了ページにさえ掲載されていない便座だ。ただし、「SCS-T90」は説明つきで掲載されているので、番号的には、マイナーチェンジ版のトイレとみていいだろう。

古いバージョン（２００６年）であるがゆえ、デザイン的な見栄えは悪い。しかし、現在の最新式に近い性能を有している。キーワードは、省エネ（エコ）と掃除だ。

脱着がカンタンなので、汚れが溜まりやすい「便座裏」部分の清掃も、比較的楽に綺麗になる。電気代への意識も高く、２００６年度基準ながら、121% という高い基準達成率を実現させている。

何よりも本体価格が、安い！
いまの、買い替えの出費と、ランニングコストを安めにおさえるのなら、ベターな選択といえるだろう


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