被災地で使いたい 簡易トイレの種類と比較

■　簡易トイレの種類と比較。


地震と津波がもたらした災害は、様々な爪あとを残していった。復興はまだまだ続くし、先は全く見えない。
いま、ここに何を書いても、被災された方の目に留まることはないだろう。

それでも「トイレ」ことは、誰にも必要とされるはずなので、自分はそれを書くだけだ。いくつものブログを持っているが、それぞれで、被災に関連した情報や必需品などを紹介している。ときおり、楽天のポイントを義援金として充てることもある。

そういうことしか出来ないのだが、苛立たしさは、みんな持っていることと思う。やれることをやるだけだ。


そういうわけで。。。

被災地で必要とされているもののひとつに、簡易トイレがある。
一度しか使えないものや、ずっと使えるもの。タイプも価格もさまざまだ。

使った「跡」をどこに捨てれば？

そういう問題もあるだろうが、全てのケースは想定できないので、簡易トイレの紹介のみにとどめておく。

すべての簡易トイレはこちら

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ご存知のとおり、トイレは、和式よりも洋式のほうが身体への負担は少ない。

年齢や怪我で、膝が曲がらない人も中にはいるだろう。そうでなくとも、「床に座る」「寝る」を、長い時間続けていると、血行が悪くなる。下手をすればエコノミー症候群を招きかねない。少しでも高い位置にいれば、極端に膝を曲げる必要がなくなる。トイレは、絶対に洋式のほうがよいのだ。



★山崎産業ポータブルトイレP型/カラー：ホワイト


早速だが、やはり、オーソドックスなポータブルトイレが一番便利かと思う。価格もそれほど高くはないし、ひとつあれば、ずっと使える。処理の問題はあるが、内部を取り外すことができるので、捨てるには困らない。便の処理は「気持ちがよい」とはいえないだろうが、直接触ることを思えばずっと衛生的といえよう。

処理をさらに快適にするのなら、ポイレットというものがある。ポータブルトイレの中に置いておき、用が済んだら包んで捨てるモノだ。臭い吸収力が抜群で、なによりも掃除がいらなくなる。

ポイレット[10%OFF!!]

大量に使うと思うなら↓
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★レスキュー200X 簡易トイレ


こちらは、収納に場所をとらない折りたたみタイプ。簡易なトイレの中にあって、さらに簡易だ。「吸収シート」か「処理袋」を中にいれて使う。固定リングで抑えるようになっているので、リングにハマルならどんな袋でも代用できるはずだ。

使わない普段は、車の中や物置にでも、ポンと入れておけば邪魔にならない。折りたたみだから、被災地に送る場合でも嵩張らない。


★非常用簡易トイレベンリー袋3BI-60


簡易トイレにかぶせて使う袋だ。
便を素早く固めて臭いを包む。

袋だけなので、本体は無いがアイデアしだいで使い方が広がる。たとえば、断水などで「水が流れなくなったトイレに被せて使う」という方法などが考えられる。手作りの木製の箱をトイレとして使うこともできるだろう。


★安心おたすけトイレ


これはちょっと珍しく、簡易的な「水洗トイレ」だ。上下に分かれているので、下に溜まってから捨てることになる。簡易トイレは、一度ごとに処理をするものが多数を占めるが、ある程度溜めから捨てられるという点は、非常に便利といえる。

臭いは、消臭剤を利用することである程度抑えられるだろう。もっと注目されてもよいトイレだと思う。



■□　どうしてもお尻を洗浄したい人へ　□■

避難が長くなると、衛生面や心理面が重要になってくる。最初は我慢できていたトイレにも、ちょっとした工夫が大事になってくるのだ。そこで使えるのが、簡易的なおしり洗浄機。手で押すだけのシンプルなものから、電動タイプまである。


手押し大人用


手押し赤ちゃん用↓



乾電池が入手できるなら、こういうものがいいだろう。

電池で動く↓


水を温める機能はないので、あるのならお湯を持入れたほうがよい。洗った後の水が本体へ垂れてくるのが欠点という。使った後はマメな手入れを。



長文になったが、参考にしてもらえるとありがたい。

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